バックパッカーの放浪野宿旅日記

1〜20話のあらすじ

23歳の春ついにオレは旅に出た。

 

最初はユーラシア大陸横断の練習のつもりで出発した自転車野宿旅。

 

自分のへたれ具合にへこみつつ、四国お遍路の踏破に挑む。

 

途中出会ったホームレスに感化され共に生活を送る。

 

四国お遍路を完結すべくオレは再び歩き旅を再開する・・・

 

バックパッカーの放浪野宿旅 | 旅日記の目次1記事一覧

ふとんを頭からすっぽりとかぶってはいたがオレはしっかりと覚醒していた。ドキドキしていた。正直なところ夜中もちょくちょく目...

出発して5日が過ぎた。オレは名古屋にいてけっこう疲れていた。いやだいぶ疲労困憊だった。その理由はこうだった。荷物の重さ、...

四国まであと数日でたどり着ける!そんなある日のことだった。金がおろせない…ATMの前で固まるオレ。出発する際持っていた金...

オレはリュックにテントと寝袋、少しの着替えを詰めて再出発することにした。今度は逃げない。自分に言い訳を与えない。絶対にだ...

翌日、だだっ広い二等客室の片隅でオレは目を覚ました。二重になった窓からは光がさんさんと入ってきていた。空と海。二つを分か...

お遍路を歩き始めたその日、リュックが重くってびっくりした。寝袋にテント、着替えや日用品、野宿に必要なものでオレ自身の力で...

お遍路を歩き始めて数日が過ぎていった。あんなに重かったリュックにもしだいに慣れてきていた。足にはまめができて、つぶれ又ま...

その日もオレは朝からぶっ続けで歩ききった!そして一日一食の夕飯をまさに食べようとしているところだった。海辺の小さな公園。...

「ドリンクバー4つお願いします。」飲み物だけで会話が始まった。みつおさんはオレには一切興味がないらしい。持ってきたマンガ...

この出会いがなかったらオレは今のオレではなかったであろう。勿論、過去のすべてが今につながっているのだろうけど、この時の出...

ガストを出て車に乗り込む時、兄さんが言った。「じゅん、相当無理して歩いたろ?君が足を痛めて引きずっている事は松林を歩いて...

翌日、目を覚ますとホームレス達はすでに動き出していた。彼らの朝は早いらしい。兄さんはすでに朝食を食い終わるところだった。...

松林を抜けるとそこには海が広がっていた。ささやかな砂浜にはベンチと日時計のモニュメントがあって人々の憩いの場になっていた...

「じゅん、いいかい、星はいくつも、それこそ無数にあるよね。さっき君が見た星の輝きはいつのものだろう? 今この瞬間か?仮に...

ある日、兄さんが言った。「じゅんは鍼灸師だったね。ぼくに東洋医学や東洋哲学について教えてくれないか?」「えっ?東洋医学す...

太陽はいつでもそこにあった。ただそこにあったのだ。でもオレはその事実を日常の中に埋没させてしまっていたらしい。存在を実感...

ある日の晩、オレは兄さんとランタンを囲み話していた。「じゅん、どーだい?色んな話を君にしてきたけど、それらを自分の中に落...

「そうだなー、じゅんは想像妊娠って知ってるかい?」「想像妊娠??いや、知らないっす。」「いいかい、想像妊娠ってのは実際に...

ここに来てから寝付けない夜をいく晩か経験してきた。一人の哲学者に出会った夜。自分の無知を認識した夜。何かを知るということ...

朝、オレは出発の準備を終えて兄さんやおやっさん、他のホームレス達に礼を言って出発することを告げた。兄さんは言った。「じゅ...